今や、癒しブームの定番となった岩盤浴ですが、入浴することでどのような効果が得られるのでしょう。以下では、入浴効果とともに入浴方法をご紹介していますので、店舗導入後のお客様へのPR材料として、ぜひご参考ください。
岩盤浴の効果
岩盤浴では、岩盤を熱することで発せられる遠赤外線効果により、新陳代謝を活発化し、大量の汗をかくことができます。お店のPRに関しては、健康増進の手段のひとつとして、以下のような方におすすめください。
- 乾燥肌・かさかさ肌でお悩みの方 → 発汗によりお肌に潤いを与えます。
- 汗をかきにくい、かく機会が少ないという方 → 新陳代謝を活発にし、サラッとした汗をかきます。
- 疲れがとれにくいという方 → 身体を芯から温め、疲労を回復させます。
- 冷え性や肩こり、腰痛などでお悩みの方 → 血行を促進させ、リラックス効果をもたらします。
- 高齢者の方 → 温湿環境を高齢者向けに設定。安全に汗がかけ、自然治癒力を高めます。
※上記の効果には個人差があるため、すべての人に保証されるものではありません。この他にも、様々な効果を謳っている岩盤浴店もありますが、それら大半の効果は薬事法上認められているものではありませんので、ご注意ください。
- ・てんかん、脳障害等発作の起こる疑いのある方
- ・妊娠中の方、授乳中の方、生理中の方
- ・体調のすぐれない方(発熱・悪寒など)
- ・泥酔状態の方
- ・精神疾患をお持ちの方
- ・体内に金属や電子医療器具を植入されている方
- ・ペースメーカーをご使用中の方
- ・肺の病気で医師にかかられている方
入浴方法
岩盤浴では、入浴と休憩を交互に3セット繰り返して行うことで、体内の代謝を徐々に高めていきます。正しい入浴方法を指導することで、ご利用者の方によりその効果を実感いただけるでしょう。

シャワーを浴び、洗顔をします。水をコップに2杯程度飲んでください。水を適量摂ることでより汗をかきやすくなります。

作務衣を着用し、岩盤の上にうつ伏せの状態で、5分くらい過ごします。内臓を暖め、新陳代謝をよくしましょう。その後、あお向けで、10分くらい横になります(1セット目終了)。

起き上がり、5分くらい休憩をします。200〜250mlの水をゆっくりと飲み、くつろいでください。その後、再び、うつぶせで5分、あお向けで10分程度横になります(2セット目終了)。

5分の休憩とともに、上記と同様の給水を行ったら、最終セットに入ります。うつぶせで5分、あお向けで10分横になります。

お疲れ様でした。入浴後、身体を軽くたたくような感じで拭きます。スポーツドリンクなどで、適度な糖分と塩分を補給されるとよいでしょう。
注意事項
上記の時間はあくまで目安ですので、辛くなったら、我慢せずに休憩をとってください。
また、岩盤浴は、体内の新陳代謝を活発にすることを最大の目的としています。水分を多く補給するために、一時的に体重が増えるケースがありますが、ダイエットのためといって水分補給を我慢したりせず、たっぷりと水分補給をして、どんどんいい汗をかくようにしましょう。